ランタン博物館コールマン研究所コールマン関連リンクこのサイトについてサイトの玄関へ戻る
 
242、243、247シリーズ
200A
200、201、202シリーズ
236、237シリーズ
335、635、639シリーズ
321、325シリーズ
621、625、331シリーズ
222シリーズ
その他
ダブルマントル
image
 
 

Model 242/242A/242B/242C

インスタント・ライトのシングルマントル・ランタン。
ここでは主に、ジュニア・シリーズと呼ばれる、ガソリン仕様のUSAモデルを紹介しています。
※下の写真はクリックすると拡大します。(ブラウザの「戻る」で戻ってください)

 

年代

解説


#242

1932年〜1935年

コールマン社初のシングル・マントル・ランタン。
インスタント・ライト・シリーズ。
“ジュニア”の愛称を持っている。
緑のポーセレン(ホウロウ製)で小さなトップを持ち、タンク容量も11/3パイントと小さめ。
マイカ(雲母)とパイレックス、両方ともストレートのグローブを使用していた。


#242A

1935年〜1936年

トップが大きくなり、グローブに200Aでお馴染みの丸みのあるものが採用される。
この頃のグローブは、表にColeman、裏にPyrex、何れも緑色の文字が入っている。
上記のModel 242と同様、コールマン・インスタント・ライト・シリーズの中では、ポンプ部にエアステムを使用しない、極めて特殊なチェックバルブが採用されていた。


#242B

1937年〜1942年

デザイン的には、ベンチレーターにベイルを差し込む切れ目が付いたことぐらいで、Model 242Aと大きく変わるところはないが、機能的には、他のインスタント・ライト同様、エアステムを使うチェックバルブに戻されている。
バーナー部は鋳物、タンク、カラー共にブラスにメッキ、ポンプの造りも凝っている。
前期モデルには刻印がないが、後期、タンク表側に大きなサンシャイン・マークの刻印が入る。


#242C

1943年〜1947年

ブラスのタンクに緑の塗装。
242Bに比べての大きな変化は、フィラーキャップとポンプの位置がバルブホイールに対して逆になったこと。
この他、タンク裏面に小さなサンシャイン・マークの刻印が入り、カラーの材質が鉄製に変わっている。


#242C

1947年〜1950年

緑塗装の242Cが、評判が悪かったせいか、再びメッキタンクの登場。
242Bと比べ、細部の造りは異なっているが、デザイン的にはよく似ている。タンク裏側に、小さなサンシャイン・マークの刻印。
1949〜1950年、最終に近いモデルでは、ポンプの形状が、後の200、200Aと同じ上からかぶせるように変化している。

Model 247


Model 249
USA

調査中

カナダのケロシンモデル。
ジェネレーターの長さは、242系のガソリンモデルと同じであるが、直径がかなり太い。

242Bとの比較を行っているので研究室を参照して下さい。

C.P.R.


Model 243/243A

かわいいシルクハット型のベンチレーターを持つランタンを集めてみました。

 

年代

解説


#243

1936年〜1940年

Model 242Aの時代に、姉妹品(製造コストを少し落とした廉価版)として登場。
シルクハット型のトップをバーナー部に乗せただけという、特徴あるデザイン。
色はタンク、トップ共に紺色で、雲母のストレート・グローブを使用していた。
また、242、242Aと同じ、エアステムなしのチェックバルブを採用している。


#243A

1937年〜1942年

242B以降のジュニア・シリーズと同じく、丸いグローブを採用し、ポンプ部もエアステム付きのチェックバルブに変化。
前半のモデルは243に似ているが、後半のモデルでは、トップがボールナットで固定されるようになった。
タンクはブラスで紺色の塗装がかかっているが、カラー、バーナー部には243と同じく、鉄素材を使用している。

 

 
ランタン博物館コールマン研究所コールマン関連リンクこのサイトについてサイトの玄関へ戻る