242Cの復活
部屋の片隅に置き去りにされた242C---サビだらけで、ペンキまでかぶっている。アメリカで、あるコレクターから引き取ったものだ。
きっと前のオーナーから見放され納屋で長い間放置され、ペンキをかぶりそれでもガレージセールでコレクターに引き取られここまでたどりついたのであろう。
私は、このランタンに人生の悲哀を感じる。
何とかまたキャンプ場で明々と輝いてもらいたいと思い復活を試みる。

サビを落とし、タンクを清掃し、ペンキを落とす。
全てのパーツを組み上げる。塗装やホウロウにハゲはあるが
それもこのランタンの活躍した長い歴史に思える。
どうだ。全てのパーツは復活し、新たな光を放ち始めた。
タンクの底面はそうとう錆びていたが、漏れは無かった。
念のためFRPで補強したがどの程度効果があるかは検証していない。
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